不動産用語集

か行の不動産用語集
◆鍵◆(かぎ)
主に玄関ドアの鍵を指す。 ここ数年のピッキング(不正開錠)や破錠による盗難被害の増加に対して各メーカーから様々なタイプの鍵(シリンダー)が発売された。 大別してディンプルキー式、カードキー式、テンキー式などがある。 ディンプルキーは鍵の両面に大小のディンプル(窪み)を付けたもので、従来型の鍵の山に相当する。 カードキーはプラスチックや金属性のカードに磁気データなどを記録し、データの合致により施開錠する。 テンキー式は任意の数字やアルファベットの組み合わせによる暗証番号の入力により施開錠するもの。
◆家具付賃貸物件◆(かぐつきちんたいぶっけん)
予め一定の家具・家電設備を整えた状態で賃貸する物件を指す。 マンスリーマンションのような生活備品(食器・調理器具など)は用意されていない。 半年から1年程度の中期間利用者向きで、賃料もマンスリー物件より割安に設定されている。 初期費用も普通賃貸に比べ6~7割程度で契約できるため、一人暮らし初心者向きと言える。
◆火災(家財)保険◆(かさい・かざいほけん)
建物自体には殆んどの物件で貸主(所有者)が火災保険を掛けていますが、借主が過失などにより火災を起こした場合、その保険で補償される金額とは別に貸主は借主に損害賠償を請求する権利がある。 大半の賃貸物件ではその場合の借主負担を補填する家財保険等に加入することを条件または義務化している。 このような保険等では借主の家財道具に保険を掛け、借家人賠償担保特約という特約の形で貸主への賠償額を担保するようになっている。
◆楽器制限◆(がっきせいげん)
大多数の賃貸物件では構造に関わらず隣接戸または近隣への騒音を理由に、楽器の使用は禁止または制限されている。 分譲マンション(またはその賃貸化)では管理規約で許可していることがあり、楽器可専用の賃貸マンションも存在する。 禁止楽器の種類は特定されることは少なく、アパートの場合ピアノは音も含め重量を理由(アップライトピアノで200kg以上になるため)に禁止されている。
◆管理費◆(かんりひ)
マンションなどで共用部分の維持管理に掛かる費用で、賃貸物件では管理費と共益費が同じ意味で使われている物件もある。 エレベーターがあるマンションなどでは、無い物件に比べエレベーターのメンテナンス費用が掛かるため、管理費が高くなっている。
◆給湯器◆(きゅうとうき)
浴室・キッチン・洗面台などへ湯を供給する機械で、ガス式と電気式がある。 間取りを問わず大半の物件はガス給湯器だが、ワンルームなどでは電気温水器で給湯している物件もある。 電気式は深夜電力で保温しているため、通電していても入居当日は指定温度まで温まらず湯が出ないこともあるので注意が必要。 また、ガス給湯器もガス会社へ連絡して、ガスを開栓しなければ湯が出ないので要注意。
◆共益費◆(きょうえきひ)
アパート・マンションなどの集合住宅で、主に共用部分(階段・廊下など)の電気・水道代などに充てられる費用を指す。
◆グルニエ◆
フランス語で屋根裏部屋のことで、賃貸物件では天井裏の収納スペースを指す。 戸建などでは書斎やアトリエなどに利用されることもあり、2~3畳程度のものが多く、天井に収納できる折りたたみ式階段(梯子)で出入りするようになっている。
◆ゲストハウス◆
外国人用短期滞在型賃貸住宅で、室数の多い広めの戸建や数十室を用意した専用共同住宅などの物件で運営される。 各室が広めの場合はルームシェアをする場合もあるため、シェアードハウスとも呼ばれる。 シェア以外は個室の専用スペースがあるが、リビング・キッチン・バス・トイレ等は共同となる。 基本的には旅行や就学で来日した短期滞在の外国人が利用対象であるが、外国人との共同生活が体験できるため、語学履修などの目的での日本人利用者もかなり存在する。 元来外国人向けであるため、契約時に初期費用をあまり必要としないように設定されていて、日本人の利用者でも条件は変らない。 家具・家電などの生活備品は用意されている。
◆原状回復◆(げんじょうかいふく)
解約退去時に賃借した貸室を元の状態(原状)に戻す(回復)ことを指しますが、入居後に取付または設置した物(エアコン・棚など)を撤去する事や、変更した物(取り替えた照明器具など)を元の物へ戻す事、及び汚損・破損させた物を修理・修復する事と限定的に解釈されている。 以前は「貸した時の状態に戻す事」との意味に解釈されていて、リフォーム費用を全額(又は大部分)借主負担として敷金精算をされてきたが、現在では上記のような項目に制限(特約はこれらに優先する場合があります)され、経年劣化や通常損耗は貸主負担と解釈されている。
◆コーポ◆
コーポラス(和製語、Corporate+Houseからか)の略で物件名称の一部として使用され、構造で分類される用語ではない。 「コーポラス」は築20年以上の分譲マンションに見られる。 「コーポ」はその省略形でアパートに使用されていることが多く、○○荘・○○アパートと言った名称と差別化するために使われてきた。
◆更新(料)◆(こうしんりょう)
従来型の普通借家(賃貸借)契約において、一般的に2年間の契約期間が満了した場合、貸主・借主とも契約の継続を希望する時に、新たな条件や契約期間などを定め書面化する手続きを指す。 更新時には一般的に借主が貸主へ支払う更新料(賃料の1か月分程度)が必要となっているが、これは更新に際して貸主から解約の申し入れをしない(更新異議権の放棄)ことへの対価と解されている。
◆構造◆(こうぞう)
○RC造・・・Reinforced Concrete(英)の略で補強したコンクリートの意。 鉄筋コンクリート造のこと。 鉄筋を配筋して柱・梁・床・壁・天井を作り鉄筋を型枠で囲いコンクリートを打設して躯体を形成する。 張力に強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートの長所を併せ持つ工法で、中高層の建物に多い。 木造などに比べ強度・遮音性・耐震性に優れているが、建築費用が高額なため、低層の物件には不向き。
○SRC造・・・Steel Reinforced Concrete(英)の略で、鉄骨で補強した鉄筋コンクリートの意。 鉄骨鉄筋コンクリート造のこと。 鉄骨で柱・梁などの主要構造部を組み、その周りに鉄筋を配して型枠を組みコンクリートを打設して一体構造にしたもの。 RC造に比べ強度・耐震性に優れるので高層建築で用いられる。
○PC造・・・Precast Concrete(英)の略で予め成型したコンクリートの意。 プレキャストコンクリート造のこと。 型枠に鉄筋を入れコンクリートを打って成型したパネル状の部材で、これを使った工法を指す。 RCなどのコンクリートの現場打ちが出来ない場所で使われることもある。 予め工場で生産した部材を組み立てるため、工期の短縮ができる。 パネルで壁や床など「面」で建物を支える構造とするほか、RCの枠や鉄骨造の骨組みにパネルを接合させて使うこともある。
○鉄骨造・・・主にH形鋼などの重量鉄骨を柱・梁とし、接合部をボルトにより剛接合(外力により接合部が回転・変形しない接合)された骨組みをもつ構造を指し、3階建て以上の中高層建物に使われる。 壁・天井は木質系パネル、ALCなどで構成する。
○ALC造・・・Autoclaved Light Weight Concrete(英)の略で、軽量気泡コンクリートのこと。 セメントに発泡剤を加え高温高圧で養生したコンクリートで成型されたパネル状の部材を指す。 軽量かつ強度があり耐火性・断熱性・遮音性に優れるため、鉄骨造などの床・屋根・外壁・間仕切りなどに使用される。 PCとは違いALCのみで躯体を構成することはないので、表記は「鉄骨ALC造」が正しい。
○軽量鉄骨造・・・在来工法の木造建物における木造軸組を「軽量鉄骨とブレース」に置き換えたたもので、アパートなどの低層住宅に多い。 柱・梁を軽量鉄骨で構成しブレース、(brace:留め具)で柱・梁を対角線につなぎ、水平方向の外力に対抗できる構造としている。 木造に比べ強度・耐震性に優れており、大手ハウスメーカーの主力商品となっている。
○木造・・・日本の住宅に一番多い構造で、柱・梁などの主要構造部を木材で構成した建物。 軽量で日本の気候・風土に適しているが、部材の変形があるなど不利な点もあり、高さや広さなど規模に制限がある。 大別して「在来工法」と「枠組壁工法(2×4・ツーバイフォー)」がある。
◆コンテナ◆
船積用コンテナの内部を2~5室程度に分割して、各々ドアを付けた設置型物置。 屋外に設置されるため時間を問わず物の出し入れは自由。 普段は使用しない季節物などを保管するのに適している。










